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【税理士試験】所得税法は半年で合格できるのか?体験談とアドバイス
こんにちは!税理士試験を1年10ヵ月で5科目合格したゆうりです。
今回は、受験生の方からいただいた質問にお答えしながら、「所得税法は半年で合格できるのか?」というテーマについて、私の経験も交えてお話しします。
📩 ご質問
コメント失礼します。いつも拝見させていただいております。有用な情報ありがとうございます。
私は現在、財務諸表論と酒税法の2科目に合格しておりますが、今から初学で所得税法は無謀でしょうか?
なお、これから約半年は専念して勉強できる環境です。ご回答よろしくお願いします。
💡 回答:条件が揃えば、半年合格も可能です!
コメントありがとうございます!
まず、財表・酒税を合格されているとのことで、計算力に自信がある方と仮定してお話しします。
「所得税は半年で無謀か?」という問いに対して、専念できる環境があるのであれば、合格の可能性はあると思います。
- 9:00〜18:00のようなフルタイムの勉強ができる
- 1日8時間以上、継続的に机に向かえる
- 集中力を保って毎日取り組める
こうした条件が整っていれば、半年で所得税法合格も十分に現実的です。
🎤 私の体験談:1年で初学3科目(所得税含む)合格
私は1年で初学の税法3科目(所得税・住民税・酒税法)に合格しました。
その中でも、所得税に本格的に取り組んだのは半年程度だったと思います。
「初学で税法3科目は無謀」と言われがちですが、私は“無謀”ではなく“可能性がある”と判断してチャレンジしました。
正直、背中を押してくれる人はいませんでしたが、自分で選んだ道だったので迷いなく突き進めました。
📚 所得税法の学習ボリューム感
計算について
- ボリュームは多いですが、極端に難しい論点は少なめ
- 感覚的には簿記論の方が難易度が高いと感じました
- 酒税法を基準にすると、計算の暗記量は約5倍
理論について
- 覚える理論は約60題(酒税の3〜5倍)
- 暗記に慣れていないと最初はかなり大変
つまり、酒税を1ヶ月で合格できるポテンシャルがある方であれば、その努力を6ヶ月続ければ所得税にも対応できるというのが私の感覚です。
📩 質問者様からのその後の返信
ご丁寧にご返信いただきまして、ありがとうございます。ご回答、大変参考になりました。
所得税はやはり別格に量が多いですね。
今年は簿記論と住民税法の2科目を受験し、来年に所得税法を学習しようと思います。
✅ この選択は大正解!
簿記論と住民税の2科目に絞るのは、非常に現実的で合格可能性の高い戦略です。
特に今が2月〜3月であれば、住民税法は今からでも十分に間に合います。
また、住民税の学習は来年の所得税の理解にもつながるので、非常におすすめです!
🎯 まとめ:所得税は半年合格も可能だが、条件次第
- 専念できる時間があるかどうか
- 暗記と計算に対する適応力があるか
- 継続力とモチベーションを保てるか
これらが揃っていれば、半年合格は無謀ではなく「挑戦の価値あり」です!
ただし、自分が無謀だと感じるなら、避けるのも立派な判断です。最も大事なのは「自分で納得して選ぶこと」。
質問者様のように、着実にステップを踏む選択も大いにありだと思います!
📢 最後に
今後も、税理士試験に関する情報や体験談を発信していきます。
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最後までご覧いただきありがとうございました!