④税法

【税理士試験】所得税法は半年で合格できるのか?体験談とアドバイス

2024年3月6日

【税理士試験】所得税法は半年で合格できるのか?体験談とアドバイス

こんにちは!税理士試験を1年10ヵ月で5科目合格したゆうりです。

今回は、受験生の方からいただいた質問にお答えしながら、「所得税法は半年で合格できるのか?」というテーマについて、私の経験も交えてお話しします。


📩 ご質問

コメント失礼します。いつも拝見させていただいております。有用な情報ありがとうございます。

私は現在、財務諸表論と酒税法の2科目に合格しておりますが、今から初学で所得税法は無謀でしょうか?

なお、これから約半年は専念して勉強できる環境です。ご回答よろしくお願いします。

💡 回答:条件が揃えば、半年合格も可能です!

コメントありがとうございます!

まず、財表・酒税を合格されているとのことで、計算力に自信がある方と仮定してお話しします。

「所得税は半年で無謀か?」という問いに対して、専念できる環境があるのであれば、合格の可能性はあると思います。

  • 9:00〜18:00のようなフルタイムの勉強ができる
  • 1日8時間以上、継続的に机に向かえる
  • 集中力を保って毎日取り組める

こうした条件が整っていれば、半年で所得税法合格も十分に現実的です。


🎤 私の体験談:1年で初学3科目(所得税含む)合格

私は1年で初学の税法3科目(所得税・住民税・酒税法)に合格しました。

その中でも、所得税に本格的に取り組んだのは半年程度だったと思います。

「初学で税法3科目は無謀」と言われがちですが、私は“無謀”ではなく“可能性がある”と判断してチャレンジしました。

正直、背中を押してくれる人はいませんでしたが、自分で選んだ道だったので迷いなく突き進めました。


📚 所得税法の学習ボリューム感

計算について

  • ボリュームは多いですが、極端に難しい論点は少なめ
  • 感覚的には簿記論の方が難易度が高いと感じました
  • 酒税法を基準にすると、計算の暗記量は約5倍

理論について

  • 覚える理論は約60題(酒税の3〜5倍)
  • 暗記に慣れていないと最初はかなり大変

つまり、酒税を1ヶ月で合格できるポテンシャルがある方であれば、その努力を6ヶ月続ければ所得税にも対応できるというのが私の感覚です。


📩 質問者様からのその後の返信

ご丁寧にご返信いただきまして、ありがとうございます。ご回答、大変参考になりました。

所得税はやはり別格に量が多いですね。

今年は簿記論と住民税法の2科目を受験し、来年に所得税法を学習しようと思います。

✅ この選択は大正解!

簿記論と住民税の2科目に絞るのは、非常に現実的で合格可能性の高い戦略です。

特に今が2月〜3月であれば、住民税法は今からでも十分に間に合います。

また、住民税の学習は来年の所得税の理解にもつながるので、非常におすすめです!


🎯 まとめ:所得税は半年合格も可能だが、条件次第

  • 専念できる時間があるかどうか
  • 暗記と計算に対する適応力があるか
  • 継続力とモチベーションを保てるか

これらが揃っていれば、半年合格は無謀ではなく「挑戦の価値あり」です!

ただし、自分が無謀だと感じるなら、避けるのも立派な判断です。最も大事なのは「自分で納得して選ぶこと」。

質問者様のように、着実にステップを踏む選択も大いにありだと思います!


📢 最後に

今後も、税理士試験に関する情報や体験談を発信していきます。

質問やコメントはお気軽にどうぞ!

ぜひチャンネル登録やホームページのブックマークもよろしくお願いいたします。

最後までご覧いただきありがとうございました!

-④税法

© 2025 【税理士試験】1年10ヵ月で5科目を官報合格 Powered by AFFINGER5