④税法

【税理士試験・酒税法】理論テキストの内容解説まで覚える必要ある?一語一句暗記のコツと実体験

こんにちは。税理士試験を1年10ヵ月で5科目合格した、ゆうりです!今回は「酒税法の理論はどこまで暗記すべきか?」というご質問に、私の実体験を交えてお答えします。

Q. 酒税法は趣旨を問われることが多いですが、理サブだけで対応できますか?

A. はい、基本的には理サブ(理論サブノート)だけで大丈夫です!

酒税法は他の税法と違って、理論と計算の関連性がほとんどなく、純粋に理論暗記勝負の科目です。そのため、理サブを一語一句で覚えることで十分対応可能です。

また、酒税法では趣旨もよく問われますが、なぜか理サブに趣旨が掲載されています。ここをしっかり押さえればOKです。

理論テキストの「内容解説ページ」は覚えるべき?

正直に言うと…内容解説ページは読んでいませんでした。授業で赤線を引いた記憶はありますが、復習で開いたことはないです(笑)。

確かに本試験で「アルコール分とエキス分の定義は?」という問題が出て、これは内容解説ページに載っていたそうですが、実際の合格者のほとんどが書けていませんでした(私も書けてません)。

したがって、合否に大きな影響はないと考えて大丈夫です。

酒税法の理論暗記の特徴

  • 暗記量は15題ほどで少なめ
  • 毎年似たような問題が出る
  • 一語一句暗記が超重要
  • 過去問の焼き直しが大半(本試験で24/30点が過去問と同じ)

「ミニ税法の理論は一語一句暗記すべき?」の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください!

酒税法の計算対策|満点勝負なので丁寧さが命

酒税法の計算は、簿記論の1/10、財表の1/5の難易度といっても過言ではありません。

問題もほとんどが過去問で見たことがある内容です。そのため、満点勝負になりやすいです。

  • 時間は十分足りる(20分は余る)
  • ミスが少ないことが合格のカギ
  • 実力判定テストや直対模試は本試験より遥かに難しい

本試験の緊張感もありますが、普段の演習で丁寧に取り組んでいれば大丈夫です!

実体験:酒類判定問題に焦ったけど大丈夫だった話

今年の本試験で「フルーツトマトを使ったお酒は果実酒か?」という問題が出て、私は初見でかなり焦りました

「フルーツトマトって名前に果物っぽさあるけど…野菜だよね?」と5分くらい悩みました。結局、間違えて「果実酒」と書きましたが、それでも合格できました!

1問くらいならミスしても合格圏内です。ただし、芋づる式に間違えると危険なので、判定の基準はしっかり覚えておきましょう。

酒税法は直前期の追い込みでOK!

酒税法は、直前期からでも間に合う科目です。私は通常授業を受けて、直前期に一気に理論を固めました

むしろ、今の時期は他の税法に注力して、酒税は後回しでも問題ないと個人的には思います。

ただし、酒類判定のフローチャートなどは自作しておくと安心です。私は後日、自作したフローチャートや判定メモをブログや動画で紹介予定ですので、ぜひ参考にしてください!

まとめ|酒税法は理サブ&一語一句暗記で攻略できる!

  • 理論は理サブだけでOK
  • 内容解説ページは読まなくて大丈夫
  • 理論も計算も過去問中心でOK
  • 満点を目指す計算と、一語一句の理論暗記がカギ
  • 直前期の集中で合格可能

今後も酒税法を含め、税理士試験に関する情報を発信していきます!

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ご質問もコメントでお待ちしています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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