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【理論暗記の題数は?】税法3科目、どこまで覚えたか公開!
みなさん、こんにちは。税理士試験を1年10ヶ月で5科目合格したゆうりです。
今回は、理論暗記に関するご質問をいただきましたので、詳しくお答えしていきます。
「各税法科目について、何題くらい捨て理論(=覚えなかった理論)がありましたか?」
とてもシンプルで、本質的な良い質問だと思います。実際、私自身もこの“どこまでやるか”にすごく悩みました。
もちろん、理論暗記の範囲は初学者か経験者か、受験する科目数、そして試験までの残り時間などによって変わってきます。
その上で、私がどのように取り組んだかを、科目ごとに詳しく紹介していきます。
✅ 理論暗記の基本方針
- Aランク・Bランクの理論はすべて一語一句暗記(自分なりにですが、かなり精度高く覚えました)
- Cランク理論は科目によって対応を変えました
それでは、各税法科目ごとの実際の覚えた題数・暗記方法について解説していきます!
🍶 酒税法
- 全21題のうち、Aランク:10題、Bランク:8題を完全暗記
- Cランク:3題中2題は作文対応、1題は完全に捨て
理論暗記には講義テキストをベースに使いました。理論サブノートも購入はしましたが、正直ほぼ使っていません。
理由は、講義中のメモや解説の流れで覚えていたため、白紙のサブノートよりも自分の手が入ったテキストの方が圧倒的に覚えやすかったからです。
暗記が進んできたら、理論テキストを縮小印刷して、A4の1/4サイズで7枚にまとめて持ち歩き、これを丸暗記しました。
- 5月末:1周に約8時間
- 7月末:1周 約2時間
小さな紙にまとめると、見づらい反面、「集中力が上がる」「全体構成が一望できる」などメリットも多かったです。
🏠 住民税
- 全35題中、法人住民税10題は原則カット(捨て)
- Aランク:10題、Bランク:7題を完全暗記
- Cランク以下:18題は全て捨て
こちらも酒税と同様に、理論テキストを印刷して「1-1:◯分」「1-2:◯分」と時間記録しながら回していました。
- 7月末には1周:約2時間で回せるように
💰 所得税
とにかく理論量が多く、最も苦戦した科目です。
- 全71題中、Aランク:33題、Bランク:13題 → 完全暗記
- Cランク:11題 → 作文対応レベルまで
- 無印理論:14題 → 完全に捨て
同じくテキストを印刷し、繰り返し「時間を記録しながら」確認。
- 試験直前期:1周 約7時間
ただ、7時間ぶっ通しで理論を回すのは現実的ではありません。なので、1日でやるのは住民税・酒税くらいがちょうど良いです。
📌 まとめ:覚えた題数
- 所得税:57題(作文対応含む)
- 住民税:17題
- 酒税法:20題
理論暗記は時間と根気が必要です。Cランクは削ってもOKですが、Bランクまではしっかり押さえるべきです。
私も時間があってもCランク全てを一語一句覚えることはしなかったと思います。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
ばいばーい!