こんにちは。税理士試験を1年10ヶ月で5科目合格した「ゆうり」です。
今回は、私が税理士試験の「簿記論」に合格した年の大原模試の成績をすべて公開し、そこから本試験までに行った勉強法を詳しくお伝えします。
通信講座で孤独に学んでいた私が、どんな成績で合格できたのか、「上位30%に入れなかったけど本当に受かるの?」と不安な方の参考になれば嬉しいです。
目次
模試の結果を公開!【簿記論】
実際に受験した、大原の直前模試や全統模試の結果を包み隠さずご紹介します。
◆ 第1回 直前対策模試(5月27日)
- 問1:1点
- 問2:8点
- 問3:22点
- 合計:31点(上位80%)
この時は本当にショックでした。「手応えはそこそこだったのに……」と、自分の甘さを痛感。
→ ここで本気スイッチが入りました。
模試を受けて現実を知れたことで、「このままじゃダメだ」と自覚できたのが大きな転機です。
◆ 第2回 直前対策模試
- 問1:13点
- 問2:10点
- 問3:17点
- 合計:40点(上位44.8%)
個別問題を重点的に復習した効果が、少しずつ現れてきました。
◆ 全統模試
全統模試では上位30~40%をうろうろ。結局、模試で一度も「上位30%」に入れたことはありませんでした。
私が行った模試後の勉強法
模試で上位を取れなかった私がやった勉強法をまとめます。
1. 個別問題の総復習
- 大原の「総まとめ問題集」で基礎の再確認
- スタディングの「テーマ別演習」を1周やり直し
2. 過去問を使った時間配分トレーニング
- 大原の「過去試験問題集」10年分をすべて解く
- 取る問題/捨てる問題の判断力を養う
3. クレアールの「解答速報会」動画を活用
- YouTubeで過去10年分の動画を視聴
- 「どこまで解ければ合格ラインか」が明確に
これは本当におすすめです!多くの人がやっていない勉強法だと思います。
4. 模試の「やり直し」も本気でやる
- 時間を測って再受験
- 自己採点+上位何%相当かも記録
→ これで自己評価:上位20%レベルの自信がつき、本試験に挑むメンタルを整えられました。
そして本試験の自己採点結果
実際の本試験では以下のような点数でした(大原換算):
- 問1:16点
- 問2:14点
- 問3:19点
- 合計:49点(ボーダーちょうど)
他の予備校ではボーダー-2点くらいだったので、「たぶん落ちた」と思っていました。
でも結果は合格!ギリギリでも受かるんです。あと1問ミスしてたら危なかったと思います。
通信講座だからこそ大事にしたこと
私は大原の通信講座を利用していましたが、講師と直接話す機会はほとんどなく、「ほぼ独学状態」でした。
その中でも、
- 模試で実力を知る
- 模試や過去問で時間感覚を養う
- 合格ラインを体感で掴む
この3つを意識したことで、最後までモチベーションを維持できました。
【まとめ】上位30%未満でも諦めないで!
- 模試では一度も「上位30%以内」に入れなかった
- でも最後の最後にやり直しで上位20%の実力を確認
- 本試験はメンタルも超重要!
私の経験から言えるのは、
「模試で結果が出ていなくても、本試験で逆転合格は可能!」
です。最後まで諦めずに、自分を信じて勉強してくださいね。
次回予告
次回は、「財務諸表論」の模試成績と合格までの道のりをお話しします。
ちなみに、財表の模試では上位50%以内に一度も入ってませんでした…。
気になることや質問があれば、ぜひコメントやお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。