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税理士試験|独学で簿財を目指すのは難しい?おすすめの勉強法と注意点

こんにちは、税理士試験を1年10ヵ月で5科目合格した ゆうり です。

「独学で簿財、合格できますか?」という質問をいただきました

合格おめでとうございます(^^)
質問させていただきたいのですが、8月に簿財を受ける予定で、基礎的な学習が今やっと進み始めたところです。
平日:3〜4時間、土日:5〜6時間の勉強で進めていますが、独学では難しいでしょうか?

勉強時間は十分!ただし直前期はもう少し確保できると◎

コメントありがとうございます!
今の勉強時間(平日3〜4時間・土日5〜6時間)は、集中して取り組めているのであれば、基本的には問題ないと思います。
ただ、直前期(6月以降)にはもう少し時間を確保できると、さらに安心です。

簿記論・財務諸表論なら独学も可能。ただし…

自信があれば、簿記論・財務諸表論は独学でも合格可能な科目です。
その場合は、市販されている大原やTACのテキスト・問題集をメルカリなどで手に入れて、コツコツ進める形になります。

ただし、私の意見としては、独学はできるだけ避けた方がいいと思っています。

独学の難しさとは?

  • 試験範囲が膨大で、学習の全体像やペース配分が難しい
  • どこが重要か、どこを省略できるかなど、出題傾向の見極めが困難
  • 理解が難しい部分を質問する相手がいない

特に税理士試験では戦略的に学習することが非常に重要なので、独学だとその判断がしにくいという点が大きいです。

独学のメリットと工夫できる点

  • お金がかからない(受講料が不要)
  • 講義の時間をアウトプットや復習に充てられる
  • 自分のペースで進められる

私も、簿記2級まではYouTubeの「ふくしままさゆき先生」の動画で学んでいました。
無料のコンテンツでも質の良いものはあるので、うまく活用するのはおすすめです。

おすすめの通信講座:STUDYing(スタディング)

金銭的に厳しい場合でも、スタディングは非常におすすめです。
簿財セットで約6万円とコスパが良く、不合格でも翌年は課金なしで継続可能です。
たとえば、今年:簿記論/来年:財務諸表論の受験でも、1回の支払いでOK。

税法科目での独学はおすすめしません

税法科目(所得税法・消費税法・酒税法など)は、さらに難易度が高く独学のハードルは非常に高いです。
特にミニ税法は市販の参考書も少なく、大原やTACの問題集くらいしか選択肢がありません。

税理士試験にかかる費用の目安

私自身が税理士試験にかけた費用は、約70万円でした。
独学を選ばない場合でも、100万円程度は見込んでおいた方が安心です。

独学でも必ず受けてほしい「模試」

最低限、模試(公開模試)だけは必ず受けることをおすすめします。
以下の模試は、全国の受験生と比較できる貴重な機会です。

  • TAC:全国公開模試(1科目5,000円)
  • 大原:全国統一公開模擬試験(1科目3,500円)
  • LEC:公開模試(1科目3,500円)

模試を受けるメリット

  • 自分の立ち位置がわかる(受験者数が多い)
  • 異なる視点の出題形式に慣れられる

本試験は、予備校講師ではなく大学教授や実務家が作成しています。
そのため、複数予備校の模試に触れておくことで柔軟に対応できるようになります。

注意点

模試は多く受けすぎると逆効果です。
1〜2校に絞り、予備校の学習が遅れている場合はまずそちらを優先しましょう。

まとめ:独学は難しいが、簿・財なら不可能ではない

簿記論・財務諸表論については、独学でもなんとか合格できる可能性があります。
ただし、時間管理・学習の優先順位・情報収集など、かなりの自制心と戦略が必要になります。
無料のコンテンツや通信講座などをうまく活用しながら、自分に合った方法で取り組んでみてください。

今後も税理士試験に関する情報を発信していきますので、ぜひチャンネル登録&WEBサイトのブックマークをお願いします!
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