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【税理士試験・簿記論】黒星・白星の問題は復習すべき?捨て問の見極め方と本試験での活かし方

こんにちは。税理士試験を1年10ヵ月で5科目合格した、ゆうりです。

今回は、簿記論や税法科目で出てくる「捨て問」について、私の実体験をもとにお話しします。

質問内容:黒星や白星の問題、すべて解けるようにしましたか?

質問:簿記論の問題集や模試に出てくる、無印・白星・黒星の問題は、復習の際すべて解けるようにしていましたか?

結論から言うと、全て解けるようにはしていませんでした。

というか、合格した年でも理解できなかった問題はたくさんありました。
特に黒星問題なんて、解説読んでも「???」ってなるものも多かったです(笑)。

簿記論が「捨て問」対策の必要な理由

簿記論は試験時間2時間で解かなければいけませんが、毎年3時間分くらいの問題量が出題されます。

そのため、どれだけ正しく「解く問題」と「捨てる問題」を見極められるかが超重要になります。

特に、直前期にはこの「捨て問判定スキル」が問われます。

基礎期・応用期はスピードよりも理解重視でOK!

とはいえ、基礎期や応用期に「時間が足りない」のは当たり前なので心配しなくて大丈夫です。

この時期は:

  • 新しい単元を理解すること
  • 時間がかかっても解けるようになること

が最優先です。演習を繰り返せば、自然とパターン化されてスピードも上がります。

問題を解くプロセスと時間短縮のコツ

問題を解く流れは、ざっくり以下のような感じです:

  1. 問題を読む
  2. 解法を考える
  3. 答案を書く
  4. 電卓をたたく

時間がかかるのは①と②の部分。これを短縮するには:

  • 問題文を読む時に青ペンで数字にマルや線を引く
  • 見た瞬間に解法が思い浮かぶくらい、パターン練習を重ねる

捨て問の見分け方|白星・黒星の意味とは?

大原やTACの問題集・模試には以下のようなマークがついています:

  • 無印:基本問題(全員が解けるべき)
  • 白星:中堅レベル(正答率40%以下)
  • 黒星:超難問(正答率20%以下)

黒星問題は、正直「捨ててOK」です。ただし…

  • 計算量が少なく、理解したら一発で答えが出る黒星は「拾える」こともある

つまり、星の色より「自分が理解できるかどうか」で判断することが大切です。

復習の方針:黒星は復習しなくても大丈夫?

私は復習時に、こんな方針でやっていました:

  • まずは星の色を無視して、解説を読んで理解できるかを見る
  • 理解できたら「やり直し対象」へ
  • 意味不明 or 計算量が煩雑すぎる問題=捨て問認定

つまり、黒星=絶対復習しないではなく、あくまで自分の理解が基準でした。

捨て問スキルは本試験に直結する!

本試験では「この問題、無理だな」と感じたら10秒で捨てて、他の問題に時間を回すべきです。

そのために必要な力は:

  • 問題を見た瞬間に「見たことある」「ない」を判断できる
  • 時間配分を常に意識する癖
  • 本試験形式での演習(模試・総合問題)を活用

「見たことない問題=捨て問」として割り切る勇気も必要です。

まとめ|「捨て問」は自分で選ぶ!

  • 黒星は基本「捨て問」と考えてOK
  • でも、理解できるならやり直してOK
  • 大切なのは「星の色」より「自分の理解度」
  • 本試験では「捨て問」の見極めが合否を左右する

問題集・模試を解く中で、「解くべき問題」と「捨てるべき問題」の判断力を磨いていきましょう!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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