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【税理士試験】基礎・応用期(9〜3月)の理論暗記法|講義後すぐが勝負!
理論暗記の方法は、基礎期・応用期(9月〜3月)と直前期(4月以降)で戦い方が異なります。
今回はそのうち、基礎期・応用期における理論暗記のやり方について、私の実体験をもとにお話しします。
■ 理論暗記の鉄則は「講義を受けたら、その日のうちに覚える」こと
私が理論暗記で一番大切にしていたことは、
講義を受けたその日のうちに、その日の理論を一語一句覚えること。
講義直後の「最初の1回」をどれだけ本気で暗記できるかが勝負。
私は1コマ3時間の講義に対して、5時間以上かけて学習していました。
■ 「あとで覚える」は非効率。講義直後の暗記が最も効率的
講義後に理論を後回しにし、ミニテスト前に慌てて覚えようとするのは、非常に効率が悪いです。
時間が経つと講義内容があいまいになり、ただの丸暗記になりがち。
それでは直前期にまたゼロからやり直しになってしまいます。
講義直後に暗記を始めると、理解した内容をそのまま記憶に結びつけることができ、効率的です。
■ 私は講師の「声ごと」覚えていました
私の通っていた通信講座では、講師が理論を一語一句読み上げながら丁寧に解説してくれました。
私はその声を思い出しながら、そのまま覚えるという方法を実践していました。
例えるなら、友人の真剣な相談の内容を後から思い出すような感覚です。
講義直後に集中して覚えることで、「先生の声」ごと記憶に残すことができます。
■ ミニテスト前に2回目の暗記を
私は講義後の1回目に加え、ミニテスト前にもう1回理論暗記をしていました。
この「2回の暗記」が非常に効果的で、結果的に記憶が深まりました。
ちなみに、1回目は2ページで2時間、2回目でも1〜1.5時間ほどかかっていました。
暗記が得意ではない私でも、「理解と暗記のセット」が鍵になりました。
■ 理論は「新しいもの」から覚える
毎回の講義で新しく出てきた理論だけを覚える。これが私の暗記方針です。
前週・前々週の理論は、いったん忘れてOK! 直前期で復習すれば大丈夫です。
ただし、確認テスト(毎月の範囲テスト)だけは広範囲を覚える必要があるので、そこは全力で頑張りましょう。
■ まとめ:理論暗記のコツは「即・反復・理解」
- 講義を受けたら、その日のうちに理論を覚える(即実行)
- 講義直後+ミニテスト前の2回暗記する(反復)
- 講義中の先生の声をもとに、内容を理解しながら覚える(理解)
このスタイルを徹底することで、直前期の負担が激減しますし、本試験に通用する理論力が身につきます。
今回は「基礎・応用期の理論暗記」についてご紹介しました。
今後はご要望があれば、具体的な暗記手順や直前期の理論対策についても記事化していきたいと思います!