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STUDYingで簿・財一発合格!工場勤務・完全独学から掴んだ合格のカタチ【計算編】
社会人としてフルタイムで工場勤務しながら、STUDYingを活用して簿記論・財務諸表論を1年で一発合格できた体験をお話しします。
工場勤務×税理士試験という現実
私は当時、体力仕事メインの工場に勤務しており、毎日ハンマーを振るような重労働の中、朝7時に家を出て、帰宅は20時という生活でした。
そんな毎日に、「せめてデスクワークがしたい」「家の近くで働きたい」という気持ちだけで、税理士試験の勉強をスタート。
正直、強い覚悟があったわけではなく、お金も限られていたので、最初に選んだのは通信講座のSTUDYingでした。
簿記論・財務諸表論セットで6万円程度。この価格なら、仮に途中で諦めても納得できる…そんな思いからのスタートでした。
STUDYingがなかったら、税理士試験を目指していなかった
正直、40万円以上する大原の簿財パックは選択肢にすら入らなかった。
私のように、税理士事務所で働いているわけでもなく、まったくのゼロから始めた人間にとって、「安く始められる」というのは、何より大きな意味を持ちます。
通勤3時間をフル活用して「講義→スマート問題集→トレーニング」
私は往復3時間の電車通勤を活かして、以下のサイクルを徹底しました。
- 通勤中に講義動画を視聴
- 講義後にスマート問題集(選択式問題)で確認
- さらにPDFの「トレーニング問題集」で演習
このトレーニング、正直スマホで見るにはつらいです(笑)。文字が小さすぎて、拡大しながら読み進める必要がありました。
電車では計算は無理、でも「理解」に徹した
トレーニング問題は、本来机に向かって電卓を叩きながら解くものです。
ですが、私は電車内だったので、「解けない問題はすぐ答えを見る」→「内容を理解する」という方針で進めました。
理解できない問題があれば、講義に戻って復習し、最終的には印刷して机でじっくり解き直すこともしていました。
STUDYingのデメリットは「印刷の手間」
受講して感じた最大のデメリットは、トレーニング問題の印刷がめちゃくちゃ面倒ということ。
スマホではやりづらいので、結局直前期にはPDFを印刷して使っていましたが…印刷だけで10時間以上はかかった自覚があります。
1日まるまる印刷作業で終わった日もあるくらいです(笑)。
可能であれば、STUDYingで販売されている「冊子セット(+約3万円)」を購入したほうが絶対に効率的です。
補強として使ったもの:過去問+大原orTACの直前対策講義
STUDYingには「順位」や「母集団の中での自分の位置」が見えないという欠点もあります。
そのため私は、大原やTACの直前模試や過去問を購入し、自分の実力を測定しました。
特に「自分の位置を知ること」が、本試験前の戦略立てに非常に役立ちました。
STUDYingの評価:安い・分かりやすい・ただし演習量は自分で補完
STUDYingの講義自体は非常に分かりやすく、私は満足しています。
ただし、トレーニングの演習量や模試、答案練習などはどうしても少なめです。
そのため、「自分で演習量を補える人」に向いている講座だと感じました。
これから受験する方へ
もしあなたが私のように、
- フルタイムで働きながら
- お金も時間も限られていて
- でも何かを変えたくてチャレンジしたい
という状況であれば、STUDYingはとても良い選択肢になると思います。
特に「試しに税理士試験を受けてみたい」という学生や社会人にはおすすめです。
最後に
税理士試験は甘くはありません。
でも、やり方と環境さえ整えれば、完全初学でも合格できる試験です。
私はSTUDYingと通勤時間だけで簿記論・財務諸表論を一発合格しました。
この経験が、これから挑戦する方の希望になればうれしいです。
ご覧いただき、ありがとうございました!