こんにちは!税理士試験を1年10ヶ月で5科目合格した、ゆうりです。
目次
▶ 大原の住民税模試の成績をすべて公開します!
今回は、税理士試験の住民税法を受験した年に受けた
大原の模試結果と、本試験の自己採点・ボーダーラインについてお話しします。
これまでに「簿記論・財務諸表論・所得税法」の模試編も公開していますので、
まだご覧になっていない方は、ぜひそちらからチェックしてみてください!
特に住民税は所得税と一緒に学習を進めていたので、
所得税法編を先に見ておくと理解がスムーズになると思います!
記事の最後には、本試験での自己採点や合格ボーダーについても詳しくご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
▶ 基礎期(9月〜12月)の成績と学習法
【模試の結果】
初学者らしく、最初の成績は75%ほど。受験者数は20人ほどで、順位としてはあまり参考にならない印象でした。
【学習スタイル】
- 所得税法と同様に、講義→理論暗記→宿題の繰り返し
- 計算問題は所得税7:住民税3の割合で勉強
【注意ポイント】
- 適用年度が住民税の方が1年後ろ
- 扶養控除などの金額が異なる(住民税の方が安い)
この2点は混乱しやすいので、同時受験する方は要注意です!
【理論暗記について】
所得税法と住民税法は理論の共通部分が約3割程度。
そのため、住民税用の理論も新たに覚える必要がありました。
▶ 応用期(1月〜3月)の成績と学習ペース
この時期の住民税の授業は9〜12月の内容の再履修でした。
勉強時間も少なく、住民税はほぼ現状維持を意識して進めました。
学習時間の配分はおおよそ以下の通り:
- 所得税:70%
- 酒税:20%
- 住民税:10%
模試の順位表が残っておらず、正確な成績は不明ですが、悪くはなかったと記憶しています。
▶ 直前期(4月〜7月)の模試成績と感想
【前半:実力判定テストなど】
経験者コースや直対コースの受講生が合流し、成績上位者が一気に増加。
満点付近の点数を連発している人も多く、かなりハイレベルな状況でした。
私自身はというと、時間内に終わらない・計算ミスが多いなどで、苦戦しました。
【後半:全国統一模試など】
成績はおおむね上位50%前後。
ただし、全国統一模試では上位30%以内に入ることができました!
理由は、計算に慣れ、スピードと正確性が向上してきたことです。
本試験では満点勝負になると確信し、過去問で対策を徹底しました。
▶ 本試験の自己採点と感触
【計算】
- 2ミス(=48点)
- 過去最速レベルで解けたが、時間はギリギリ
【理論】
全体的に覚えた範囲はすべて書けたという実感あり。
抜けや不足は多少ありましたが、時間内にやりきれた感覚でした。
【字の汚さ問題】
私は字がかなり汚い方ですが、大原の模試でもきちんと採点されていたので、
ある程度の読みやすさがあれば問題なしだと感じています。
▶ ボーダーと合格確信の瞬間
自己採点後、計算での点数がほぼ確定していたこともあり、
理論と合わせて合格率90%以上の感触でした。
「これは受かったな」と初めて確信できた科目が住民税法でした!
所得税法と並行して勉強する方にとって、住民税はおすすめのセット科目です!
▶ まとめ:住民税法の模試と本試験を通して学んだこと
- 模試で満点が取れなくても合格できる
- 住民税は所得税と範囲の共通点が多いため、同時受験に向いている
- 字の汚さよりスピードと内容が重要
- 本試験では計算ミスを減らすことが合否を分ける
次回は「酒税法の模試編」を公開予定ですので、ぜひそちらもご覧ください!
ご覧いただきありがとうございました!